ミニマリストの本質を理解しないまま、ミニマリストを名乗るのは危険。

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最近、テレビでもネットでも「ミニマリスト」という単語をよく目にするようになりました。

しかし、僕はその風潮に「ちょっと待った」をかけたい。

 

それを今回説明していきたいと思います。

 

ミニマリストの本質を履き違えている人が多い。

ミニマリズムが一概にダメだというわけではありません。

しかし、なんだかミニマリストという言葉だけが先行してしまって、もしかしたらその本質がしっかり伝わっていないんじゃないかということを僕はとても危惧しています。

 

ミニマリストの本質って

 

・物を断捨離して、最小限の物だけで生活をする。

 

ではなく

 

・無駄な時間を減らして、好きなことを最大限楽しむ。

 

のはずなんです。

 

物を捨てたり、無駄な時間を減らしたりっていうのはあくまで手段で、本当に大事なのは好きなことを楽しむことのはずなんです。

 

よくブログ等でも、物を思い切って断捨離したという記事や、同じ物を統一して買ったという記事を時々見かけると思います。

しかし、ミニマリストの本質的に、物を減らす競争には意味がないんです。

何の目的もないまま物を減らしていくだけだと、ただただ感性や価値観の乏しい人になってしまいます。

 

ミニマリストとして本当にアピールするべきことは、物や環境を最小限にしたことで、その時間をどのように有効活用できたか、にあります。

 

それをしっかり理解しないままミニマリストという言葉が流行り、「物を持たない=幸せ」だと勘違いし、物を持たないこと自体が目的になってしまっている人が多いように思います。

 

それはミニマリスト以外にも言えること

 アルバイトにしろ正社員にしろ、なんのために働いているのかと尋ねたときに、

 

「より多くのお金を稼ぐため」

 

とこう答える人が稀にいます。

  

これは完全な間違いです。

本気でそう思っている人がいるのだとしたら、その人は本当の意味で幸せな人生を送ることはないでしょう。

 

お金は本来あくまで自分の目的や理想を追うための手段であって、それ自体が目的であってはいけないはずなんです。

 

僕は「より多くのお金を稼ぐため」と言う方に問いたい。

あなたはお金を使って何かをするために働いてるんじゃないですか?

 

 

この少しの目的意識の差は、長い人生のなかで大きな差となるでしょう。

  

手段と目的はしっかりと区別しよう。  

まとめると、僕が言いたいことは、手段と目的を間違えないようにしようぜ!ということです。

 

 僕も今後ブログで、物を断捨離した記事などを書くことがあると思いますが、

 

・なぜ捨てるのか

・捨てたことでどんなメリットが生まれたか

 

は明確にしていこうと心がけるようにします。

 

 

 

 

と、ここまでだいぶミニマリストを目の敵にするような内容を書いてしまいましたが笑

実際僕は、ミニマリズムはとても尊重しています。

ミニマリズムを知ったことによって僕の生活が大きく変わった経験もあります。

 

しかし、妄信的にミニマリズムを心がけていると目的意識がミニマリズムそのものになってしまいかねないと思い、あえてシンプリストと名乗るようにしています。

 

ミニマルより、シンプル。

僕は自分を無理に押さえつけるのではなく、もっと素直に生きていきたい。