食わず嫌いが多い?実はすんごい面白い宗教の世界

f:id:attaka-man:20170705180202p:plain

僕はまったくの無宗教

 

前置きしておくと、僕は無宗教です。

これを読んでいる皆さんをどうこうしたいという意図はいっさいありませんのでご安心ください。

 

 

でもそんな僕が、あるときふと思いました。

そもそもどうして僕は無宗教なんだろう、と。

 

 

日本人のほとんどが無宗教

この記事を目にしている方のほとんどが日本人だと思いますが、日本人の宗教の比率は皆さんご存知ですか?

 

2012年に行われたアメリカの調査機関『ピュー・リサーチ・センター』による日本人の信仰宗教の国民アンケート調査では、何らかの信仰や信心をもっている、あるいは信じているといった人は2割から3割という結果でした。

つまり残りの7割から8割の人は無宗教であるということを自覚しているということが明らかになりました。

 

欧米に比べると、無宗教の割合はかなり大きいです

 

しかし、皆さんは知らないところで実は宗教と何度も関わっているはずです。

 

節分や初詣も神道行事。

日本ではすっかり一般的になったクリスマスやハロウィン、バレンタインだってキリスト教の行事です。(実際の内容とは全然違いますが)

 

なんだか宗教って面白そうだな、と気になった僕は宗教について調べてみることにしました。

 

 

天国行きが難易度高すぎる!【仏教

f:id:attaka-man:20170705180331p:plain

仏教には地獄の概念があり、8種類の地獄から構成される「八大地獄」というものがあります。

 

まず第一の地獄に「等活地獄」という地獄があり、それは生き物を殺してしまうと入ってしまう地獄です。

その生き物のなかには、アリや蚊などの小虫なども含まれています。

 

あなたは今まで、アリや蚊を殺してしまったことがありますか?ありますよね?

おめでとうございます、あなたは地獄行きです。

 

ていうか、この時点で人類の100%が実質地獄行き確定です。

 

その内容は、「この地獄へ落ちた人間同士で殺し合わなければいけない」という地獄です。

死んでなお死に続けるのか・・・。

 

 

等活地獄の期間はなんと500年!

私たちの人生から見ると十分に長いですね。

 

しかし、これ実は地獄での時間単位。

地獄での500年を人間界の時間に換算すると

 

166531250万年です。

 

もう一度言います、166531250万年です。

 

小学生が考えたのかな?

地球の寿命は約100億年と考えられているので、ちょっくら等活地獄に行ってる間に人類どころか地球が滅亡しています。

 

第一の地獄からハイレベルすぎてもうついていけません。

 

 

 

こうなってくると気になるのは最後の8個目の地獄ですが、その名前は「無間地獄」。

この地獄に比べると、前の7つの地獄はお遊びみたいなもんです。

 

ちなみに

殺生、盗み、邪淫、飲酒、妄語、邪見、犯持戒人、父母・阿羅漢(聖者)殺害

を全て行うと落ちる地獄です。

まあ流石にこれ全て行なった極悪人は地獄行きでいいですね。

 

この地獄は、八大地獄のなかでも最下層に位置しており、まず罪人は自由落下で真っ逆さまに無間地獄へ落ちていきます。

ちなみに到達するのに2000年かかります。

もちろん地獄時間で、です。

f:id:attaka-man:20170705181006p:plain

地獄なので落下中に罪人は死なないと仮定すると、罪人は自由落下のなかで無限に加速していき、いずれ光速に達します。

そして難しい話は省きますが、相対性理論によると物体の動きが光速を超えると時間が止まるらしいです。

(ジョジョスタープラチナも同じ理論らしい)

 

つまり物理的に考えれば、罪人は無間地獄には一生到達しません。

おいおい。

まあもちろん昔の人がそこまで考えているわけではないでしょうが。

 

仮にいざ地獄につけたとしても、6万4000年間、地獄の時間単位に直すと34924134400億年にわたり、考えつく限りの苦しみを受けます。

ハハッ。

 

 

昔の宗教観による宇宙の想像図がめちゃくちゃ。 

今でこそ、地球が宇宙に浮かぶ丸い星だというのは子どもでも知っている常識ですが、昔はそれぞれの宗教によって勝手にイメージされて描かれていました。

 

古代インドのヒンドゥー教的世界観においては、宇宙はこんな風に考えられていました。

http://img-cdn.jg.jugem.jp/62e/1566942/20131029_824646.jpg

一番下に大きな蛇がいて、その上に亀、そのまた上に象が乗っています。

なんか普通に気持ち悪い。

古代人はなんでこんな不安定な場所に自分たちの世界があると思ったのでしょうか。

 

古代人A「どうして地震って起こるんやろ」

古代人B「動物が地面支えてんじゃね?」

 

みたいな軽いノリで作ったのでしょうかね。

 

 

悪いイメージはだいたい特定の宗教団体。

日本で言えば、悪い意味で特に影響のあった宗教問題はオウム真理教地下鉄サリン事件です。

外国に関しては、もっと過激な団体もあります。

 

でも表沙汰になっているのは主に悪い事件ばかりで、逆に宗教があることで救われている人もたくさんいるはずです。

例えば、キリスト教に迷惑されたことありますか?

僕はありません。

 

 

宗教は視点を変えてみればとても面白い。

宗教って調べてみると、そこに様々な思惑や概念があって、人生に悩んでいるとき見ると結構参考になったりすると思います。

 

また有名な宗教には、有名になっただけの理由や工夫があるはずなので、それを調べてみると私たちの人生観も少し広がるんじゃないかなと思います。

 

純粋に話のネタとして面白いし。

 

最後に、宗教の面白い豆知識が記されたまとめサイトがあったので、URLを貼っておきます。

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4812921.html